2018年06月

回復の苦しみは無駄ではない

わたしたちが「偽りの自己」という外套を脱ぎ捨て「真の自己」への出発を するのは容易ではないのです。あまりに苦しいので、「何も知らなければ良 かった」という気にさえなるでしょう。しかし、のたうち回るような苦しみを 経て、新…

気づきの出現

 わたしたちの何かが違っていたという感覚は様々の方法で訪れます。回復を 始めた友人や家族の話を聞いたとき、病院で医師やカウンセラーから知らされ たとき、本屋で見つけた解説書や体験談を読んだりしたときに始まります。こ の時…

不健全な自我防衛が表れてくる

多くの人は正直に自分を認めることが出来ません。「わたしには問題がな い」と否認したり、心理学的問題として理解し頭の中だけの問題(知性化)で すませようとしたりします。自分の感情を切り離したり(抑圧や分裂)、人や 社会に怒…

生き残ってきた「内なる子供」

 厳しい環境の中で育ってきた「内なる子供」の中には、親により殺された り、病気で死んだり、自分で死を選んでしまったものたちもあります。しか し、今まであなたが生き延びたとしたら、それには大きな努力が必要だったの ですから…