父のこだわり

父のこだわり 自分の食のこだわりを考えていると、父の食のこだわりに影響されている部分があると気がつきました。 私の父は、戦後生まれなので食料の少ない時代を生きてきました。父は質より量、安ければ安いほどいい、十分なストックがないと不安を感じるようでした。座っている時はいつも何か食べていて、特にフランスパンをかじって食べるのが好きでした。独り占めしたかったのだと思います。 買い物や料理はいつも母の担当でしたが、父がメニューや味付けに口を出していました。母がせっかく作っても、父が「おいしいね」と言うことはなくて「もっとこうしろ」などと文句を言っていました。このことは、私の料理嫌いに関係がありそうです。