分離不安 依存と共依存とは?

親からの自立が上手くいかなかった人は、1人でいることが出来ないので、絶えず寂しさや孤独感につきまとわれます。この感情がパニックの原因になったり、離人感自分が生きている感じがせず、現実感が乏しいと言う感覚になり、何をしても楽しくなく退屈感を生み出します。この為に、安心感を求めて他の人に過度に依存しやすくなります。自分をかまってくれる人からは離れて1人になる事に不安を覚えます。誰かと一緒にいても自分は嫌われているのではないか、見捨てられるのではないかという幼少期に形成された思考の型が根強いため、なかなか安心感を得れないのです。このような依存的な人は自分の周囲にそれを支えてしまう共依存者を生み出したり、引き寄せてしまいます。共依存者は相手を自分に頼らせる事で他人を支配しますが、相手がどうなるか分からないと心配し、自分の判断に縛り付け、相手を無能力なままでいさせます。依存者も相手に頼る事で、時に相手が自分から離れようとすると、自分は生きられないというサインを出したり、無言の内に語る事によって相手を支配し、自分に縛り付けます。ACは対等な関係が築きにくく、人を自分の上に置くか、下に置いてしまいます。