愛ある親として自分のインナーチャイルドをホールディングするには?

愛ある親として自分のインナーチャイルドをホールディングするには? 布団に入りたがらない、ひとりで寝るのを嫌がる、夜中に叫んで目を覚ますなど、眠ることに問題を抱えているなら怖い体験をすると、子どもは安心できる人のそばにいたがります。あなたがそばにいないと、不安なのです。 眠るときは、他にすることがないので、出来事のことを思い出しやすくなります。しょっちゅう怖い夢をみる子は、眠ることそのものを怖がるようになります。問題がなければ、子どもと一緒に寝てあげましょう。こうしたイメージで行います。  眠る前の習慣をもちましょう。本を読み聞かせる、お祈りをする、添い寝をするなどを毎日続けることで、子どもは、見通しがもてるようになります。抱っこして、「そばにいるよ」「どこへも行かないよ」と伝え、安心させましょう。子どもは、わざとむずかっているわけではありません。 時間がかかるかもしれませんが、もう安全だと感じられるようになれば、きちんと眠るようになります。  親の身に何か悪いことが起こるのではないか、とおびえているなら (あなた自身も、このような不安を抱えているかもしれません)  危険な目にあったあと、このようにおびえることは自然なことです。 今はもう安全だということを、子どもと自分自身に言い聞かせてください。まだ安全な状態にないなら、子どもの安全のためにどんな努力をしているか、話してあげてください。  もしあなたの身に何か起こったら、誰に子どもの世話をしてもらうか、考えておきましょう。そうすることによって、あなたの心配ごとが少し減るかもしれません  子どもが他のことを考えられるように、何か前向きなことを一緒にやりましょう。あなたがどこかへ行こうとすると(トイレに行くようなときにまで)、必ず、泣いたりぐずったりするならなたと離れることに耐えられないならまだしゃべれない子や、自分の気持ちをうまく伝えられない子は、すがりついたり泣いたりすることで、怖い気持ちを伝えているのかもしれません。 「バイバイ」が、災害のときにひとりぼっちになった体験を、思い出させるのかもしれません。 お腹が痛くなる、脈が速くなるなど、子どもはからだで反応します。それは「やだ、ママと離れるなんていやだよ!」という、子どもの心の叫びなのです。  子どもは、あなたを操作したり、コントロールしたりしようとしているのではありません。おびえているのです。  あなた以外の人が立ち去るときにも、怖がることがあります。「バイバイをすることが怖いのです。 今は、できるだけ子どもと一緒にいるようにしましょう。   買物やトイレなど、ちょっとした別れのときには、感情に名前をつけ、体験に連続性をもたせることで子どもを支えてください。その子を愛していること、このバイバイ」は前の体験とは違うということ、あなたがすぐに戻ってくることなどを、言い聞かせます。「こわいのね。ママに行って欲しくないんだね。この前離ればなれになったときに、ママがどこにいるか分からなかったものね。でもいまは、前のときと違うのよ。すぐに戻ってくるからね」  もっと長く離れるときには、あなたがどこへ、何をしに行くのか、いつ戻ってくるのかを伝え、よく知っている人に一緒にいてもらいます。「あなたのことを考えるよ」と伝えてあげましょう。写真、あるいはあなたの持ち物を何か置いていき、できれば電話をしてください。戻ってきたら、会えなくて寂しかったこと、その子のことを考えたこと、あなたが確かに戻ってきたのだということを、伝えてください。このことは、繰り返し伝えなくてはなりません。 これは、実際の親が子供にしてあげる事ですが、同じような事を自分のインナーチャイルドに対してイメージの中で行ってくださいね。