<わかりやすいコミュニケーションのためには自分の欲求を知る必要がある>
コミュニケーションの第一歩は、
この構成図を使って、あなたの大切な欲求をはっきりさせることです。
あなたは何をしたいのか、何を言いたいか、
自分自身がはっきりしていないと相手に「わかりやすい」ものになくなってしまいます。
そして忘れてはならないのはこれらの欲求を満たそうとすること自体は人間にとって必要なことですから
、人間の権利と言えます。ただしこの欲求を満たすための「方法」は何をやってもいいという訳ではありません。
利己的というのはこの欲求を満たすこと自体ではなく、
満たすための方法が「利己的」になるということです。
利他的と
か自制とはこの欲求を押さえることではありません。
むしろ自制とはこの欲求を満たすために今までしようと思っていた方法かふ、さわしい「方法」に変えることを甘んじて受けることではないでしょうか。
例えば、必要な食事を取らないのが自制なのではなく、
食事を得る方法をふさわしいものにするのが自制ということです
。例えば、人のものを取らない、きちんと働いて得る、貪欲にならない、栄養を考えるなど。では、この欲求を満たすために円熟した「方法」がとれるように、適切なコミュニケーションを学んでいきましょう。