🌱 インナーチャイルド×認知行動療法 融合プログラム案
📘 プログラムの目的:
自己理解を深め、過去の傷ついた「内なる子ども(インナーチャイルド)」を癒す
現在の否定的な認知パターンに気づき、行動を変化させる
安全な自己とのつながりを回復し、より健やかな生き方を築く
🧭 プログラム構成(全8〜12週)
第1週:はじめに 〜あなたのインナーチャイルドに出会う〜
自己紹介とワークのルール設定
「インナーチャイルドとは?」の導入
ワーク:あなたの小さい頃の記憶を思い出す絵・文章
CBT要素:自動思考記録シート(基本形)
第2週:感情とニーズを理解する
子どものころによく感じていた感情を振り返る
ワーク:「あの時、ほんとは何が欲しかった?」というニーズの探求
CBT要素:感情日記、感情のスケーリング(10段階評価)
第3週:思考のパターンを見つける
自動思考とその歪みに気づく
ワーク:インナーチャイルドがよく信じていた「思い込み」リスト
CBT要素:思考の歪みチェック(全般化、極端思考など)
第4週:自己批判との対話
インナーチャイルドが抱える「恥」「罪悪感」「恐れ」に向き合う
ワーク:インナーチャイルドへの手紙
CBT要素:セルフ・トークの書き換え練習(批判的 vs 思いやりある声)
第5〜6週:信念の書き換えとリソースの育成
限定的信念(例:「私は愛されない」)を特定し、新しい信念に置き換える
ワーク:育て直しの台詞集をつくる(例:「あなたは大丈夫。ここにいていい」)
CBT要素:思考記録の書き換え練習(S-T-E-P法など)
第7週:トリガーと向き合う(安全な場所づくり)
感情を揺らす出来事(トリガー)に気づき、対応策を考える
ワーク:安心のイメージ(セーフプレイス)ビジュアライゼーション
CBT要素:行動実験(小さな行動変容を試してみる)
第8週:統合と癒しの儀式
今までの歩みを振り返り、癒しを統合する
ワーク:インナーチャイルドとの再契約・自己へのラブレター
CBT要素:ポジティブなセルフイメージの強化
📎 付録ワークシート案
自動思考記録表
感情のスケーリングチャート
限定的信念→新しい信念変換表
セーフプレイスガイド
インナーチャイルドとの対話記録ページ
💡 オプション
音声ガイド(誘導瞑想・イメージワーク用)
手書き風イラストを使ったPDFワークブック化
セラピストや支援者向けガイド付き