インナーチャイルドと森田療法の融合回復プログラム
📘ワークブック構成案:「インナーチャイルドと森田療法の融合回復プログラム」
1. はじめに
本ワークブックの目的
インナーチャイルドとは
森田療法の基本的な考え方
なぜこの2つを融合させるのか
2. ステップ式回復プログラム(全6~12章) 各ステップに以下を含める:
心理教育(知識パート)
自己探求ワーク(インナーチャイルド)
「あるがまま」を生きる実践(森田療法)
日記や観察記録
身体感覚・感情の受容ワーク
小さな行動変容へのステップ
3. 実践のためのヒント
「不安をなくそうとしない」という姿勢
過去の傷に寄り添いながら今に戻る方法
感情を動かす創作的ワーク(絵・詩など)
4. おわりに
継続的な実践のすすめ
回復の旅路を大切にするメッセージ
🇯🇵日本人に寄り添うための視点
1. 「恥の文化」への配慮
「罪」よりも「恥」を重視する日本文化では、自己開示や感情表現が抑制されやすい。
インナーチャイルドとの対話も、静かに寄り添うようなアプローチが合う。
2. 家族・世間体の影響
親との関係だけでなく「親戚」「学校」「地域」などの“集団”が与える影響を探るワーク。
「いい子でいなきゃ」に象徴される“優等生スクリプト”を見つめるプロセス。
3. 心身一如のアプローチ
森田療法にも通じるが、「体の感覚」を重視するワーク(例:呼吸、胃の緊張、姿勢観察など)。
感情よりも身体にアプローチすることで、日本人にはとっつきやすくなることがある。
4. 和の感性を活かすワーク
季節や自然(四季や月、風景)をテーマにインナーチャイルドとつながる。
短歌や詩、絵などで心を表現するワーク。
🌱プログラム構成案(全8章想定)
インナーチャイルドとの出会い(はじめの一歩)
「いい子」だった私の声を聴く
恥ずかしさと寂しさに優しくふれる
“わがまま”と“ほんとうの願い”の違い
家族との距離とつながりを見直す
体からのメッセージを感じてみよう
自然とともに感情を受け入れる
これからも「わたし」とともに生きる