インナーチャイルド

インナーチャイルドは、訳すると「内なる子ども」と言われ、子ども時代の記憶や心情、感情のことを現します。性格というのは生まれ持った素質によるものがありますが、生まれ育った環境にも大きく左右されます。
インナーチャイルドはこの育った環境に関係してきます。インナーチャイルドを抱えている人は、生活の中で生きづらさを感じています。それゆえに自分でも理解できない心の不安定さを、いつも抱えてしまっているのです。

インナーチャイルドは幼少期から思春期に、無条件で受けられるはずだった愛情を受けることができず、本来満たされるはずの基本欲求が満たされなかったことで作り出されてしまいます。
インナーチャイルドが傷つく理由は、他者からの心無い言葉や虐待など深刻なものまで様々です。
私たちは大人になってからも子ども時代の記憶は心の奥底に残っています。子ども時代に満たされなかった想いが、大人になった時に別の形で表れます。

インナーチャイルドに気づいたら、自分を客観視することから始めます。大人の自分の目線で子どもの自分と向き合い、辛かったこと悲しかったことを全て受け止めることです。

インナーチャイルドは自分の感情を押さえ込んでしまう傾向がありますが、本当はどんなことが望みなのか
「本来の自分」に立ち戻るようにしましょう。

また、ワンダーチャイルドを知ることもインナーチャイルドを癒す一つの方法です。ワンダーチャイルドが傷ついたことをインナーチャイルドといい、インナーチャイルドを癒すことでワンダーチャイルドがどんどん現れ、ポジティブな考えや行動ができるようになります。